引作の大クス 公開開始!!  

 昨年12月に、三重県南牟婁郡御浜町より田辺市(南方熊楠顕彰館)が寄贈を受けた「引作の大クス」の大枝の一部が、本日(3月15日)南方熊楠顕彰館に搬入・据付され、明日より公開されます。

 熊楠は巨樹にもし言葉があれば、樹下にたたずんだ人、行き過ぎた旅人の話など、さまざまな話を聞けるであろうと考えていました。
大クスの言葉に耳を傾けに来ませんか?

 この「大クス」は、「阿田和の大楠」とも呼ばれ、神社合祀政策により伐採されるところでしたが、「大楠樹保護に尽くされよ」という牟婁新報の記事を読んだ熊楠が、当時国の官僚であった柳田國男と東京朝日新聞の杉村広太郎(楚人冠)に保護を依頼した楠(樟)です。三重県の天然記念物の指定されており、新日本名木百選にも選ばれています。

 平成19年9月に5本ある大枝のうちの1本が経年のため自然倒壊し、「双方交流のきっかけとなるように」と御浜町より田辺市に寄贈されたもので、受贈後、南方熊楠顕彰会が利活用方法を検討し、研磨等の作業を進めていました。


枝と言っても、これがデカイ!
南方邸の楠より太いんです。枝なのに。。。。

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平成16年9月撮影
全体はさらにデカイ!
さすが三重県の天然記念物、新日本名木百選!!

顕彰会の役員さんと比べてみてください。

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大枝が倒れた後(平成21年12月撮影)

そういえば去年、堂本剛さんがキングコングの西野亮廣さんと行ってましたね。「堂本剛の正直しんどい」で。
そのときは既に折れていたんですが。

b0138370_20324072.jpg顕彰館に運んだのは赤い部分(九分九厘)。
上部分を2Fの交流閲覧室、下の部分を1F休憩コーナーに置いています。





さてさて、作業の方ですが、本日、休館日を利用して搬入しました。

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コンパネを敷き、床が傷まないようにします。
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なんとこの大きい方、1200kgありました。
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こんなんで運べるんですね。
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足場を組みます。
実は顕彰館には横のまま入らないので縦にして入れたんです。
なので、横に戻す作業が必要なんです。

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横にしたところ。
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もう一つは2回の交流・閲覧室へ。

2つ並んだところをパシャ。

この小さい方でも500kgありました。
300kgぐらいと聞いていたんですが。。。。。

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エレベーターで2Fに運び、交流閲覧室に設置しました。

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常任委員長のたまちゃんと姫

たまちゃん: 「南方熊楠賞の記念パーティー用に、いい感じのカウンター出来たな」

姫:「そうですね」

たまちゃん:「ここで商売するか? 姫にママやってもうて」

姫:「ちょっ、何言ってるんですか?」

※こういうやりとりがあったかどうかは知りません。


本当は、テレビの撮影の為のポーズなので、そんなことは言ってなかったです。





【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2010-03-15 21:10 | 展示・イベント

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