南方熊楠と神社合祀 ―いのちの森を守る闘い―  

南方熊楠と神社合祀 ―いのちの森を守る闘い―

芳賀 直哉 / 静岡学術出版



まえがきより

最近流行の自然保護思想・運動としての「エコロジー」は、ファッションとしての表層的ムードをまとっているように感じられる。このような流行思想としてのエコロジーでなく、むしろ生命論の課題として、自然と人間との関係を根源的に変革する環境哲学としてのエコロジーこそが求められているのではないか。このような問題関心から、あらためて存在の全体的救済と解放の思想はいかにして可能であるかを、南方熊楠の思想と活動のなかに探ってみたいのである。

ご興味のある方は是非、ご購入ください。


あとがきで
ここ10年ほどまえから、南方熊楠資料研究会※①のメンバーが各方面に出した熊楠の手紙の翻刻活動※②を継続しておこなっており、土宜法龍との往復書簡等、京都高山寺に眠っていて最近まで知られていなかった貴重な資料を活字化していることは特筆すべき功績である※③。また、この研究会に属している研究者が熊楠の多様な業績に関する論考を『熊楠研究』等の雑誌※④を通じて精力的に発表しているほか、著作を公刊していることは、熊楠に関心をいだく者たちにとって恩恵となっている。上記研究会メンバー以外の研究者によっても、南方熊楠に関する論著を目にする機会が近年増えていることも大きな刺激となる。
熊楠研究に関するこのような現況を、わたしも熊楠研究者の末席に連ならせていただくひとりとして慶賀の感慨をもって受け止めている。
とあります。

ちょっと補足を。。。。
①現南方熊楠顕彰会学術部。
ホームページはhttp://www.aikis.or.jp/~kumagusu
②翻刻する会は、田辺・南方熊楠翻字の会(田辺)、熊楠関西(京都・大阪)、東京・南方熊楠翻字の会(東京)があります。日記や手紙を翻刻しています。
③この成果はこちら http://minakuma.exblog.jp/13040949
④『熊楠研究』はこちら http://www.minakata.org/cnts/kankoubutu
なお、熊楠研究は8巻(H18.3)をもって終了しました。顕彰館開館後(H18.5)は、毎年、南方熊楠資料叢書を発行しています。研究者の研究成果については、南方熊楠顕彰会の機関誌『熊楠ワークス』に掲載しています。



【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2011-07-18 15:50 | 書籍 | Comments(0)

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