本宮での活動  

12から13日にかけて、田辺市で最大の被害を受けている本宮へ手伝いに行ってきた。

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本宮行政局
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行政局前の橋にはゴミがかかってる。
行政局は高台にあるが、水の跡からみると1mほど浸かったようだ。

本宮にはメインルートの311号線が通行不能のため、2t車までしか入ってこれない。御坊から龍神回りでは入ってこれそうな感じもするが、大型車はそれほど走っていない。まわりではショベルカーも2台しか動いていなかった。重機が不足しているように感じた。

16人のチームで、5人が消毒、5人が排水溝(暗渠)に入り、一人が2tトラック運転、残りが市道掃除(泥かき)に決まった。
私は市道掃除のチーム。
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これが市道。
車は通れない。
20cmぐらい泥が堆積してたでしょうか。県の職員と共に順調に泥をかきだしていたのだが、なんと小型のショベルカーーが入ってこれることが判明!さすがベテラン、かなりのテクニックです。
しかし、2/3は終わっていたので、茫然自失。


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その後、県の土木事務所(正式名は忘れました)の裏の泥をかいた。ショベルが届く範囲に泥を集めていく。

明け方に雨が降ったので、結構な湿度。日中はほぼ晴天で、直射日光と湿度が体力と塩分を奪っていく。
半日で2.5リッターを水分を補給したが、汗が止め処もなくでるので、トイレに行く必要がない。
途中、気分が悪くなり、吐きそうになりつつも休憩をとりながらなんとか午前中乗り切った。
昼になったのは、ショベルカーが故障したのも一因。

なかなか復旧しないので、昼食後熊野本宮館へ行った。
業務絡みでお世話になることも多い熊野本宮館。
当会役員の方も心配していたので、様子を見に行った。
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途中、本宮大社前。
1889(明治22年)の水害で大斎原にあった十二の社殿のうち流出を免れた上四社が現社地へ遷った。
今回はその水害を凌ぐのではないだろうか。
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熊野本宮館
見た目にはなんともないようにみえるが。。。。
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基礎がやられて傾いていると聞いていたが、地面が流され、基礎が沈んだというほうが正しいのでは。。。。
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柱についたゴミが分かるでしょうか。ここまで浸水したようだ。1.5mぐらいか。
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床も至るところで盛り上がっている。
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裏で什器を水洗いしていたので、手伝った。
しばらくして、ようやくショベルカーがなおったということで、再度清掃業務に戻った。

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大分綺麗になった。小石の地面なので、非常に泥かきしにくかった。
その後、行政局へ入る道の泥かきをして、行政局に戻った。

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本日の寝床。
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救援物資も入ってきている。
洪水を起こすほどだから水は豊富と思われるかも知れないが、水道は完全復旧しておらず、飲料不足のように感じた。各家庭には節水を求めている。(日々状況は変わります。)

本日、ひとり、熱中症になりかけたとのこと。



13日(火)
夜が明けて、本日も晴天。
本日は消毒班はそのまま、一人がゴミだし。
残りの10人は排水溝班に分けられ、私は排水溝班に配属された。

排水溝にたまった汚泥を吸引車で吸引するのだが、そのままでは吸い込まない。水とかきまでで柔らかくしてから吸引する。当然泥だらけになる。
駐車場の溝の泥をかき出したあとで、7名で川へ通じる排水溝の清掃に。


一面泥に埋もれた排水溝。
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悪臭を放っていた。このままほうっておいても、畑に下水が流れるだけ。
結構深いので、苦労したが、なんとか午前中に、2/3ほど(30mぐらいか)終了。
この仕事、当然泥だらけになる。
午前中はパンツにそのままレインコートをはいて出かけたが、汗を吸わないので、逆に疲れた。
昼からは作業ズボンで行った。上下で1280円だから使い捨てにしても大丈夫。
実際、午前中がんばりすぎて、気分が悪くなり、一時離脱するものも出た。

さて残りを仕上げるか!
班員達の士気も高く、ここに「チーム排水溝」が結成された。
昨日の5人に私ともう一人加わった。
県の職員も加わったため3時半には川までの泥をかき出した。(吸引した)
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現場からは大斎原が近い。
休憩時間を利用して、大斎原の状況確認に行った。
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音無川からの入口。
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大斎原の旧社地
旧社地自体は泥はそれほどなかったが、石垣の周りは30cmくらいは積もっているだろうか。
樹木もかなり倒れていた。
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最後は暗渠の泥かき。
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この現場は前日、水かさが急に増え胸まで増水し、命の危険を感じたという現場。
蒸し暑く、風も通らないため、一人熱中症になりかけた。
今日はそのリベンジ。

当然最前線はチーム排水溝。
昨日よりは、状態はいいようだ。水が結構流れている。
とはいえ、泥は30~40cmはたまっている。
この暗渠は直立できないので、必然的に中腰になる。
中腰は疲れるので、パンツが濡れるが座り込んでやる方がまだまし。

ここは、普段運動をしている人はレインコート着用でも大丈夫かも知れないが、運動をしてない人はレインコートを着ればアウト。すぐに熱中症になるだろう。
案の定、本日も一人気分が悪くなり、県の応援部隊と共に5時に抜けた。

さて、ちょうど切りも良いので5時で終わろうかということにはならず、業者の方の要望によりもう一台吸引車が一杯になるまでがんばろうということになった。
こちらとしても暗渠を全開通するところまでいきたかったので、最後にもう一踏ん張り。

暗渠の半分以上は吸引できたか。
吸引車が満杯になったので、作業はここまで。
最後に業者の方が、「今日のメンバーは明日来ないんですね」と不安げに尋ねてきた。
ありがたい言葉だ。

ちなみに、作業中は写真を撮る余裕がなかったため、休憩時間の写真ばかりです。
ゆえに作業中の写真は一枚もありません。



【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2011-09-15 00:35 | お知らせ

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