南方熊楠大事典(勉誠出版)いよいよ発売!   

南方熊楠大事典』が勉誠出版より、いよいよ発売されます。
発売予定は2012年1月。
なんと700ページもの大著。
御値段もそれなりの10,290円。

実は、4年前から「刊行予定」、「刊行予定」と言っていたのですが、ようやく本当に刊行できそうです。
と、いいつつ、事務局は画像を提供したぐらいですが。。。。。。


『南方熊楠大事典』
発行:勉誠出版
松居竜五/田村義也編

●目次
第一部 思想と生活
第二部 生涯
第三部 人名録
第四部 著作
第五部 資料
第六部 年譜

研究者向けと言ってもよいのでしょうか。
コアなファン向けといってよいのでしょうか。
熊楠を知るための辞書的な本としては、講談社の『南方熊楠を知る事典』(1993)が知られていますが、顕彰館開館(2006.5)以前の文献と以降の文献では全く異なります。

南方熊楠の資料は熊楠没後、南方邸の土蔵の中にず~っと保存されていました。
研究者が行って自由に閲覧できる状況ではなかったし、どんな資料があるかなども把握しきれていませんでした。なんと土宜法龍来簡が土蔵ではなく貸家からでてきたりもしたんです。

1987年に南方熊楠邸保存顕彰会(現南方熊楠顕彰会)が設立され、最初の書庫調査が1990年に行われました。その後、南方熊楠資料研究会(現南方熊楠顕彰会学術部)が設立され、1992年から土蔵の資料を調査・研究を行い、2004年に南方熊楠邸蔵書目録、2005年に南方熊楠邸資料目録を発行しました。

2006年5月には南方熊楠顕彰館が、オープンし、土蔵にあった書庫を顕彰館に移し、保存・管理しています。これにより、資料の閲覧(研究用途に限る)が非常に便利になりました。

研究者の資料閲覧も増え、毎年のように関連書籍が出ています。
顕彰会では資料叢書を毎年発行していますし、講演会・展示などのイベントを通しても日々新しい研究がなされています。
顕彰館建設のコンセプトに、「南方熊楠研究の拠点」とあり、南方熊楠研究の中心地として、さまざまな分野の国内外の学者や一般に関心を持っている人々が訪れ、交流できるような施設を目指しています。
実際、研究者間の交流はかなり進んでいると思います。

顕彰館開館後に発行される本書は、最新の研究成果を踏まえたものとなっているはずです!
内容を見ている訳ではないので、断言はできませんが、著者の数人と話をする中では最新の研究成果であることは間違いなし!

御期待下さい。




【くまちゃん】
[PR]

by kumagusu-m | 2011-11-17 17:15 | 書籍 | Comments(0)

<< 別冊太陽 日本のこころ192号...      西島秀俊さんご来館 >>