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テレビ朝日 スーパーモーニング  

8/26-27とテレビ朝日のスーパーモーニングの取材がありました。
レポーターは作家であり画家でもある若一光司さん。
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文枝さんの存命時にも来られたことがあるとのことで、熊楠について詳しい方です。
10数年前まで、アイゴ(田辺ではアイ、小さいのはバリコ)を釣りに、よく紀南に来られていたそうです。

さて、顕彰館での撮影が済み、神島へ。
今回はテレビ朝日の「エコ週間」で熊楠をとりあげるとのことで、神社合祀に並ぶ熊楠の自然保護活動の象徴、神島へ渡りました。
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神島より田辺市街を望む
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神島で見つけたムラサキホコリ。


テレビ朝日 スーパーモーニング
9月14日(火)AM8:00-AM9:55(うち約20分)で放映します。



【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2010-08-28 09:29 | 取材等

夏休み子ども特別講座  

8月17日 今年も夏休み子ども特別講座をおこないました。
今年のテーマは、『変形菌・キノコってどんなもの? ~見てみよう! 作ってみよう!~』です。
午前の部、午後の部の2回行い、24名(定員オーバー)の子どもたちが参加しました。

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日高高校の土永知子先生が中心となり開催。
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まずは南方邸で変形菌探し。
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そのあと、特別展『南方熊楠の自由研究 キノコと変形菌・・・』をみて、キノコや変形菌について学びました。
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いよいよ、工作の時間。みんな一生懸命つくっていました。
朝の組は結構バラバラでしたが、昼の組はなぜかイカタケが多かったです。

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イカタケ属のアカヒトデタケ
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元上司のこどもも参加。




【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2010-08-18 14:41 | 展示・イベント

「博物館学人物史㊤」  

博物館学人物史〈上〉

雄山閣



本著は、博物館学史の一端を充填すべく、博物館学意識を有した研究者の博物館学思想を検証しようとするもので、上巻では日本の博物館の発展に力を注いだ32人について紹介されています。
本ブログに載せるということは、もちろん南方熊楠もその32人の中に入っています。
南方熊楠については、國學院大學 落合知子准教授が執筆され、P149-156に掲載されています。
また、白井光太郎(P139-148)のところでも、熊楠との関係について述べられています。




【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2010-08-14 17:10 | 書籍

日光の熊楠  

さて、ほぼ1か月遅れですが、日光調査の報告です。
特別企画展準備で忙しかったもので。。。

熊楠は明治18(1885)年と大正11(1922)年に日光を訪れています。
日光から中禅寺湖、湯ノ湖にまで足をのばしています。現在の「世界遺産 日光の社寺」を巡ったのは明治18年になります。このときの紀行文は「日光山記行」として、平凡社の「南方熊楠全集」の10巻、日記は同じく平凡社の「南方熊楠日記」1巻に収められています。大正11年は紀行文を書いておらず、日記のみになりますが、まだ、出版されていません。

さて、今回は時間的制限から中禅寺湖までは足を運ぶことができませんでしたが、将来開催予定(いつ?)の「南方を訪ねてin日光」の下見に行った際の報告です。

熊楠は明治15年7月12日、当時住んでいた東京を出発します。通ったのは日光街道。
「徒歩で千住に至る。・・・・草加駅に至り乗車し、越ヶ谷に至りて下り、また乗車して粕壁(春日部)に達す。」
当時、東武鉄道はもちろんなく、千住-粕壁間の馬車鉄道も開通は明治26年。馬車にでも乗ったんでしょう。
粕壁の後、杉戸駅、幸手駅、と続きますが、駅は宿場の意で使っています。
そして、7月15日宇都宮から日光に入ります。

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日光街道の標識

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今も残る東武日光軌道線の架線柱
大正11年に日光を訪れた際、東武日光軌道線(1910-68)の路面電車に乗っています。

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会津屋跡
日光では会津屋に泊まっています。
「鉢石町の会津屋方に宿す。」

インターネットの検索にかかってきたので、期待していたら、数年前に廃業したようです。残念!!

7月16日、熊楠は日光の二社一寺、ニ荒山神社・東照宮・輪王寺を廻ります。

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神橋
「神橋、名づけて山すげの橋と名づく。急湍激搏その下を過ぐ、華厳滝の末流なり」

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熊楠は、まず、本宮神社に向かいます。現在は日光二荒山神社の別宮ですが、勝道上人が北部山岳地に修行場を求め、大谷川北岸に766年、現在の四本龍寺の前身の紫雲立寺を建て、それに続いて767年、二荒山(男体山)の神を祭る祠を建てたのが日光二荒山神社の始まりです。

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勝道上人笈掛石
「本宮権現境内に勝道上人笈掛石あり。」

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四本龍寺の紫雲石
「護摩堂の前に紫雲石有り。勝道、護摩をここに修め、紫雲下り蓋えり、と。その石今草中に埋没し、見るべからざるなり。」

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輪王寺三仏堂
「三仏堂、弥陀、薬師、不動を安ず。身長各2丈(約6m)余。」
現在は、日光三社権現本地仏(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)という三体の大仏(高さ8.5メートル)と、東照三社権現本地仏(薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来)という掛仏の、2組の三尊仏が本尊として祀られています。

熊楠の記載間違いか?、当時、弥陀、薬師、不動が祀られていたのか?、本尊を見ることができず、案内人が間違ってそのように熊楠に伝えたのか?ちょっと分かりません。

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相輪塔
「堂(三仏堂)後相輪塔、すなわち天海僧正の建つるところ、青銅をもって作る。金を鍍することはなはだ厚し。さきに、東照宮中に在り、神仏判分の時これをここに移す。十数日、数千金を費やせりという。」

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石鳥居
「東照宮の入り口に大石鳥居あり。黒田長政の献ずるところ、すこぶる壮観たり。」

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五重の塔
「五重の塔あり、五智如来を安置す。閣上十二支獣を彫り、各その方位に向かわしむ。」

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三神庫
「二王門(表門、仁王門)を過ぎて三神庫あり、その一、玄象、白象を画す、また壮観と称す。」

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陽明門
「陽明門、一に日暮しの門と称す。その宏麗、注視終日なお尽す能わざるをもってこの名ありという。」

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唐門
「唐門屋上二竜および一獣、獣の形狻猊(さんげい:中国の伝説上の生物)に同じ、名づけてよう(けものへんに恙)という。」

このあと、熊楠は拝殿に入りますが、撮影禁止です。

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神楽殿
「殿を出でて右し、舞屋に如く。ここに宝物を陳列して衆に示す。」

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坂下門
「猫の門、門上睡猫を彫る。この作はなはだよしという。往時この門を称して不明門とし、常に鎖して開かざりしという。

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奥宮(奥社拝殿)
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「猫の門を過ぎ石壇を上り、公の墓を見る。墓表中、薬師仏を納むという。」

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石燈籠
「およそ宮内造構きわめて美、諸侯所献石燈炉はなはだ多し。」

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二荒山神社拝殿
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本殿
「二王門を出でて右し、二荒山神社に詣す。神前宝物を列す。」

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大猷院(輪王寺)仁王門
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大猷院廟拝殿と本殿
「社(二荒山神社)を出でて大猷院廟に詣す。壮麗東照宮に次ぐ。ただ、その門傍、天王、夜叉、風雷神を安んずるがごとき状貌檸醜、たまたまもって神威を汚すに足る。拝殿構営、また、壮美なり。かくて寓(会津屋)に帰る。」

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熊楠にこき下ろされた二天門の持国天(青)と広目天(赤)、背面の風神と雷神


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おなじく、夜叉門の夜叉

熊楠はこのあと一旦会津屋により昼食を食べ、中禅寺湖に向かいます。
元気やな~ ほぼ20kmあるんですが。。。。。

会津屋跡から、ここまででほぼ2時間かかっています。「熊楠を訪ねてin日光」を実施するにしても、1日ではココまでが精一杯でしょう。もしくはバスに乗って、中禅寺、湯本に向かい要所要所で降りる。どちらかになるでしょう。





【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2010-08-05 18:20 | ゆかりの地

変形体その後  

7月31日に出現した変形体のその後の状況を報告します。

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7/31 17:27 ホダ木に現れた変形体
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17:28
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8/1 7:38
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8/1 9:54
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8/3 8:15 どうやら、シロウツボホコリのようです。


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7/31 17:30 こちらは柿の木に現れた変形体。

オオムラサキホコリだろうと思っていたのですが、子実体を形成するにはいたりませんでした。
雨が降ったからかナ~?

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8/3 8:15 本日現れたススホコリの子実体。
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8:17



【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2010-08-03 16:42 | 南方邸