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熊楠の森 -神島  

熊楠の森 神島

後藤 伸 / 農山漁村文化協会


2月25日 農文協より「熊楠の森-神島」が刊行されます。

熊楠の森-神島
著者/後藤伸、玉井済夫、中瀬喜陽


熊楠が必死に守った伝説の島から、森の原形、先人の知恵が見えてくる。
熊楠が最後に残した原始の森「神島」。
その後の厳重な保護にもかかわらず、わずか半世紀で大きく変貌した謎に迫る。
【帯より】




紀伊民報へ連載された後藤先生の「神島-南方熊楠が残した森」。
完結することなく、先生は亡くなられましたが、今回後藤先生の講演記録の追加、玉井先生、中瀬館長の加筆により、本として新しい命を与えられました。(おおっ、ちょっといい表現かも!?)


定価2000円+税
お近くの書店でお求め下さい。


3月19日より、当館で特別企画展「神島」を開催しますので、是非お越し下さい。




【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2011-02-23 19:49 | 書籍

南方を訪ねてinつくば  

第33回「南方を訪ねてinつくば」が2月13日、開催されました。
寒波の間を縫って出張。
とくに期間中雨・雪にたたられることもありませんでした。
というか、私たちが関東にいるときは関西が大荒れ、私たちが帰ってきたら関東が大荒れだったようです。
日頃の行いがよいからでしょうか?

それはさておき、7時30分に新橋を出てつくばへ到着。
さすがに寒いです。
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国立科学博物館植物研究部前の木の切り株には、カワラタケがギッシリと。
円形のものは珍しい!?
凍ってました。

午前中、準備や打合せをして、午後1:00にシンポジウム「熊楠とキノコ」を開始。

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萩原博光 先生(国立科学博物館 名誉研究員)
細矢剛 先生(国立科学博物館植物研究部 菌類・藻類研究グループ長)
岩崎仁 先生(京都工芸繊維大学准教授)
田村義也 先生(成城大学非常勤講師)
の方々にまずお一人10分ほどで話をしていただき、質問コーナーへという予定でしたが、時間を守ったのは細矢先生ただ一人!!
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質問が多々ありましたが、コーナーを早々に切り上げ、30分押して標本を見学に。
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キノコ標本の説明をする細矢先生。
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菌類図譜は原本と印刷物を並べて比較。
また科博にある中で、最初と最後の図譜を展示。
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図譜の説明をする岩崎先生。
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標本庫のなかでコケ・地衣類標本の説明をする土永先生
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コケ・地衣類の標本。右側はネーチャーに包まれています。
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変形菌標本の説明をする萩原先生
ちなみに右が熊楠の標本、左の列が一番弟子の小畔四郎の標本が並んでいます。
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変形菌はこのように保管されています。
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菌類図譜の説明をする萩原先生。
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菌類図譜は一枚一枚中性紙に包まれ大切に保管されています。
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研究室で変形菌の標本を実体顕微鏡で観察する参加者。
もちろん観察用標本です。

当日キャンセルが1人でましたが、観客スタッフあわせ、総勢45名の参加を得て、盛会裏に終わりました。


おまけ
打ち上げで細かいお金がなかったので両替しに近所のゲームセンターへ行きました。
両替機には
「いかなる理由でも両替だけの使用禁止」の文字が。
それでは致し方あるまい。
UFOキャッチャーでもするか。
ということでチャレンジしましたが1回=100円でとれました。
ジャーン!!
ビッグマウス
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その名の通り、ビッグなマウス。



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普通のマウスと比べるとこのとおり。

つかいぬく~!!


【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2011-02-15 18:49 | 展示・イベント

「残響の熊野PartⅡ ・・・熊楠がすれ違った風景の現在」開催!!  

昨秋、熊野本宮館で開催された牛尾武素描展「残響の熊野」が、明日2月9日(水)より、装いも新たに顕彰館にて開催されます。

「残響の熊野PartⅡ ・・・熊楠がすれ違った風景の現在(いま)」
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●開催趣旨
 昨秋に世界遺産 熊野本宮館で開催された展観「残響の熊野」では、牛尾画伯の目と耳にとどまらない感性とすばらしい技法で切り取られた作品は、「人々の記憶の中にある田辺と熊野」に光を当ててくれました。
 今回の展観では、田辺中心市街地の方々にも御覧になっていただけるよう、副題「熊楠がすれちがった風景の現在(いま)」のとおり、熊楠が日頃の暮らしのなかで、ときには植物採集で遠出もするなかで、すれ違った田辺とその周辺の風景を、牛尾画伯の作品と高山寺曽我部住職の文章とともにご披露するものです。
 「熊楠が愛し守ろうとした森、自然、景観、文化etc…」に想いを馳せていただき、「私たちの暮らしのなかの身近な今ある風景」、「次世代に残したい風景」を胸に刻んでくだされば幸いです。
 また、市外より田辺にお越しのお客様にも、田辺のまちなかを散策いただき、旧武家屋敷町の一角にある南方熊楠顕彰館で、田辺の風景をお知りいただく機会となれば幸いです。

詳細はホームページで


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展示会場

世界遺産 熊野本宮館で開催された展観「残響の熊野」での作品は25点。
今回さらに2点の素描画と、日本画1点が描かれ、展示されます。

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これが新たに描かれた日本画「神島より」。

素描画のタイトルは「熊楠邸」、「鳥ノ巣海岸」です。
どんな画かは来てのお楽しみ!!

また、曽我部住職にも新たにエッセイ「神島」を書いていただいています。

※残響の熊野の内容は熊野ツーリズムビューローのホームページで
※牛尾画伯ブログはこちら

当然、顕彰館で展示するには、熊楠と関係がなければ無理ですので、描かれた場所と熊楠との関係を、熊楠の日記や所蔵していた写真を紹介しながら解説しています。
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こんな感じ。

熊楠が田辺に来たのは明治37年。当時の田辺町は屋敷町周辺と江川の本当に狭い町でした(わかりにくいですが柿色の部分)。大正13年に湊村と西ノ谷村が編入されます(みどりの部分)。
この地図に牛尾画伯のスケッチポイントを落としています。




【くまちゃん】
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by kumagusu-m | 2011-02-08 16:03 | 展示・イベント